長生きと不死
文明の始まりより、人々は執拗に不老不死への道を探求してきた。 聖書によれば、ある者は何百年も生き、969歳、果ては1000歳という記述がある。『アセンション』の著者、スーザン・シャムスキーは、中国人のリー・チン・ユン師は少なくとも250歳まで生きたと書いている。 ユン師は、500歳のタオイストに出会い、古代から伝わる長寿の方法を習ったとあり、バ・クア(八卦掌)という運動がその秘訣だと答えている。私はこの方法をよく知っている。 私のカンフーの恩師がスタジオで毎日これを練習していたからだ。その恩師は、何年たっても外見が変わらず、チャイナタウンを快活に闊歩していた。となれば、その話もまんざら嘘ではないと思う。
ユン師は又、山中で、薬草採取をする男に出会ったとも言っている。この男はとても早足で歩き、精悍で、ゴジの実を集めていたそうだ。 ユン師は先人に習い従って、長寿を成し遂げたのだ。 ニューヨークタイムズ紙が1933年5月6日に“驚異的な250歳の男”の死亡記事を掲載している。